朝に思うこと

今、朝の6時、雨つづきの毎日でしたが、今朝は青空が見えています。我が家から見える丘陵に朝陽が差しています。昨晩からの鈴虫の鳴き声がまだ聞こえます。カラスがカァー、カァーと鳴き始めました。遠くからコケコッコーという鶏の声が聞こえてきます。ボー、ボーという鳩の鳴き声も耳に届きます。庭のバラが美しく咲き誇っています。
 自然は常に躍動しているのですね。ここ・いまに在ることを謳歌しているのですね。
 裏でネコの鳴き声。裏戸を開けると4匹の猫。いつものように待ち構えていました。親猫が2匹、子猫が2匹、カリカリと美味しい餌とを与えてあげると、みんなむしゃむしゃと食べた。食べ終わるとニャーニャーと言ってそれぞれ別れていった。
 「これでしばらくはお腹がすかないだろう」と私は考えて安心した。私もお腹がすくとつらい。そのつらい思いが動物たちにもあると思うと、またつらくなる。
 生きるためには食べなければならない。でも、いま、この地球上で飢えている人が多くいると思うとつらい。「衆生無辺誓願度」とつい口ずさんでしまう。誓願するだけではだめだ。あの猫たちから始めて身近なところから済度しようと思った。

 自問自答の朝でした。

 今日も生かされ生きていきます。昨日のブログに書いたように幼い子供のように生きていこうと思う朝でした。