2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

生かされて生きている

私は毎朝,ベットで目覚めてすぐに手を合わせて「今日も目覚めることができ、ありがとうございます」と感謝します。本当に無事に目覚めたことは、ありがたいことです。身体のなかの脳一つとっても、脳のなかの血管が詰まることもなく、破れることもなく、今朝…

新刊書の紹介

このたび、『唯識の思想』が講談社学術文庫として刊行されました。唯識思想の入門書としては他に『「唯識」という生き方』(大法輪閣刊)がありますが、この中にはほとんど唯識的な専門用語が使用されていません。 これに対して『唯識の思想』の中には、以前…

生きていながら死を実現する

二十数年まえに不思議なご縁で知り合った山口博永師から先日、以下のようなメールをいただきました。 臘八と涅槃接心で唯識観を工夫しましたその結果です。 今回の接心は、死を見据えた坐であった為か…、素晴らしい気付きを得ました。 生きていながら死を実…

一日のはじまり

今日も一日がはじまりました。私のまずやることは、居間の雨戸を、続いて道場の雨戸を開け、待ち構えている猫の「きじ」と「まいける」(妻がつけた名前)に、そして、スズメの餌を地面にまき、梅の木にミカンを掛けることです。 いま終わりましたが、もう、…

「いのち」溢れる庭

いま、朝の10時、庭に眼をやると、二十羽ほどのスズメと二羽のハトが地面にまいた鳥の餌をついばんでいます。庭の正面の梅の枝に掛けたリンゴをヒヨが長いくちばしでつついています。時折ムクがきますが、ムクは大食漢でリンゴやミカンの皮までも食べつく…

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猫禅をする和歌

私の家に猫の和歌が飛び込んできてから、もう10年たちます。9歳のときの和歌の写真は本ブログ、2014年7月7日に紹介しています。 最近の写真は以下の如くです。 二つを比較すると、いまの方が眼の輝きが鋭くなっていますね。それは、いつも門柱の上…

仕事とは理に則して事に仕えること

久しぶりにブログを書きます。 3月2日の「唯識に学ぶ会」の後の懇親会でお酒を飲んだので、飯能駅前の駐車場に置いたままだった自転車を3日の日に歩いてとりにいきました。 その途中で知り合いの方に、「今日は自転車ではないのですね」と言われ、事情を…