戦争はいやだ

 深層心について考える前に、私が書いた一冊の本を紹介してみます。
それは『戦争はいやだ!!』と題した本です。(田中治郎氏との共著。2006年佼成出版社刊)
 この本は、第1章「戦争してなにを得るのか」、第2章「なぜ戦争は起こるのか」、第3章「どうしたら戦争をなくせるか」の3章から構成されています。
そして、
「人殺しをその内実とする戦争ほどむなしいものはありません。」
「人殺しを本質とする戦争は、まさに地獄です。地獄は来世にあるのではなく、この世にもあるのです。」
憲法九条は日本だけではなく世界の宝です。」
という基本的立場から書き進めていきました。
いま阿部首相は、日本を取り巻く安全保障環境が悪化しているから、憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認しなければらない、と声を大にして叫び、日本を戦争ができる国に再び変えていこうとしています。
 いま、また戦争の足音が聞こえてきます。私の友人の詩人の宮尾節子さんの「明日戦争がはじまる」という詩が、インターネット上で話題となり、阿部政権が集団的自衛権の行使容認につき進むと時を同じくして、ツイッターで拡散しています。
まだ読まれていない方はぜひ次のブログを開いて読んでみてください。
 http://miyaono.exblog.jp/19982899/
同時に私の『戦争はいやだ!!』をも読んでいただければ嬉しく思います。
とにかく、人類最大のすばらしい「法の宝」である憲法九条を、生きとし生きるものよ、幸せであれ、という「愛の力」(ガンジーの言葉)という「心の宝」で守っていこうではありませんか。

戦争はいやだ!!―「雨ニモマケズ」の理念に生きる

戦争はいやだ!!―「雨ニモマケズ」の理念に生きる